6月3日の夜、テレビから流れてきた歌に、私は引き込まれました。歌のタイトルは「僕たちは戦わない」。
「詩」がいいのです。
振り上げたその拳
誰もが下ろす日が来るよ
憎しみは連鎖する
だから今 断ち切るんだ
僕たちは戦わない
明日を信じる
絶望の雲の下
切れ間に青空 探せ!
君が思うより 人間(ひと)はやさしい
何もあきらめるな
微笑みは太陽だ
冷えた仲 暖めるよ
どの「詩」も私のこころに染みこんできました。
「僕たちは戦わない」の歌に感動した日の翌日、衆議院憲法審査会で参考人質疑のうちの3名の憲法学者が戦争法案について「憲法に違反する」と表明しました。
「外国の武力行使と一体」(長谷部泰男・早稲田大教授)
「国民の理解得られない」(笹田栄司・早稲田大教授)
「露骨な戦争参加法案だ」(小林節・慶応大名誉教授)
*戦争法案についての3氏の発言についての紹介は、しんぶん「赤旗」2015年6月6日付けより抜粋しました。